現実の創造

全てのルールは自分のルール、あなたのルールで生きていい

爽風

世の中にはいろんなルールがありますね。

日本では礼儀として当たり前だけど、海外に行ったら逆に失礼な行為に当たるとか、私の家ではそうだったけど、友達の家に行ったらそうではなかったとか…

全てのルールは人間が好きに作り上げたものです。

もちろんそのルールのおかげで安全に暮らせていますが、不必要なルールに縛られて罪悪感を感じながら生きていたら本末転倒です。

今日はルールのお話です。

「全てのルールは自分のルールである」

これは神秘主義者であり、精神指導者でもあるサド・グルの言葉です。

そう、この世界のルールは全部自分でそれが真実だと決めたルールで動いています。
この世界に確固とした誰にでも適用されるルールや常識というのはないんですよね。

昔、食べ物を焦がしてしまった時にできる「焦げ」はガンにいいと言われていたそうです。
現在では、焦げは酸化した油の塊でガンにいいどころか健康に悪いことは誰でも知っています。

日本で可愛い子供の頭を撫でるのは愛情表現になりますが、ある国で子供の頭を撫でるのはとんでもなく失礼な行為だそうです。

そして、ずっと昔、太陽は地球の周りを回っていると考えられていましたが、今では地球が太陽の周りを1年かけて周っていることは小学生でも知っていますね。

今、それが常識だと思っていること、みんなのルールだと思っていることは絶対ではなく、
いつでもそれは変わりうるし、国や場所が違えば適用されるルールも異なります。
つまり、絶対的なルールなど存在しないということです。

謎のルールに縛られている私たち

私たちの多くは育ってくる過程で身につけたルールで、大人になっても縛られていることがほとんどです。

例えば、時間に遅れると厳しい親御さんに育てられたとすれば、おそらく今も時間に遅れてしまうことはなんとなく居心地悪く、遅刻しないように気をつけるか、遅れてしまった時は強い罪悪感を感じるかもしれません。

沖縄には沖縄時間と言われるのんびりした時間の流れがあり、時間通りに待ち合わせに現れる人はあまりいないと聞きます。また、イタリアでも遅刻は当たり前、例えば日本で好まれる5分前行動で他の人の家に到着する行為も、イタリアではかなり嫌がられます。

子供の頃に身に付けた人を尊重するための行為も他の国では人の自由を侵害することもあるのです。

親の方が偉く、決定権や支配権があるというご家庭で育ってきたのであれば会社に入ってからもなんでも上司に従い、服従するように振る舞うかもしれませんし、自分が上に立った時は部下を抑え付けようとしたり、自分の意見に従うよう強いるかもしれません。

このような姿勢が、現代では「消極的」「自分の意見を持っていない」または「パワハラ」と取られることもあるでしょう。

こうした子供の頃に身につけたルールで、今現在の人間関係で気付かない間に苦労していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

無意識のうちに採用していた考え方は、実はもう自分の役には立っていないことがほとんどであるにも関わらずあらゆることに罪悪感を感じている方もとても多いのです。

女は男を立てるべきだとか、女性は家事と育児を優先にするべきだとか、いまだにそう信じている男性も日本には多く、社会でも結婚して子供がいないのはおかしいと考える人もまだ多いようです。

他人のルールに縛られているから苦しくなる

そのルールに従っていると苦しいのであればそれは「あなたのルール」ではありません。

それは他人のルールです。

他人のルールは他人が心地よく感じるために定めたルールであり、その人にとっては良いルールかもしれませんが、あなたのルールではないのです。

そして、常識や世の中のルールのほとんどは政府にとって税金を多額に納める便利な人になってもらうためのルールであったり、会社で扱いやすい人材になってもらうためのルールに過ぎません。

人間関係の中でも、ルールがありますね。

大概は好きになった方が相手のルールに従いがちになり、見捨てられないよう頑張り過ぎてしまうこともあるでしょう。

私たちは子供の頃に親のルールに従うしか、生き残る術がありませんでした。
親御さんのマイルールの締め付けが厳しく、あなたのニーズがあまり反映されていないものだとすれば、かなりの我慢グセがついているかもしれません。

その我慢する姿勢のまま、会社に見捨てられないように、パートナーに見捨てられないように、子供に見捨てられないように…と疲弊し切るまで自分を相手に合わせ過ぎてボロボロになっていらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。

あなたがそうだとすれば、真実を知る必要があります。

あなたのルールで生きるから愛される

真実はこれです。

もし、あなたが他人に合わせ過ぎて疲れ切っているとしたら、
あなたは「他人に合わせて、他人を優先し、他人のルールに従うことで愛される」と誤解してきたかもしれません。

しかし、真実は真逆です。

本当にあなたを愛してくれる人は、あなたがあなたのルールに従っているから、つまりあなたがあなた自身を愛しているからあなたを愛するのです。

その昔、あなたは親御さんに良い子でいれば褒められ、言うことを聞けば良い子だと言われ、言うことに従わなければひどく罰されてきたのかもしれません。

しかし、あなたがあなたのルールに従うのではなく、相手のルールに従うことであなたを愛するのだとすれば、それは愛ではなく支配です。

最初のうち、あなたがあなたのルールに従って生きることは怖いかもしれません。
そして、周りの人は驚いたり、人によっては距離を置く人、離れていく人もいるかもしれません。支配的な関係を築いてきた人とは距離ができるでしょう。

しかし、自分のルールを生きると、本当に大切にしてくれる人たちに大切にされるようになっていきます。

ルールが自分に返ってきても良いと思えるかどうか

さて、ここまではスピリチュアル好きの方でしたら本などで読んだことも多いかもしれません。

やりたい放題、他の人よりとにかく自分を優先ルールでいいの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ここで一つ、ルールを生きる上で大切なことがあります。

それが、「そのルールが自分に返ってきても良いと思えるかどうか?」というものです。

例えば、あなたは不倫しても良い、浮気しても良いと考えていて本当に他の人のパートナーとお付き合いしたり、自分にパートナーがいてもいろんな人とお付き合いしていたとします。

それで、自分のパートナーがそうであってもいいか?
例えば、自分の子供のパートナーも自分の子と結婚していても不倫して良いか?

ということです。

もしも、自分は良くて人にされることはダメだとすれば、それは自分を愛する行為ではなく利己主義です。

やられてもやられっぱなしでは終わらない

また、人に酷いことされたとか、意地悪されたとか、嫌なことされたと思うこともあるかもしれません。

それでも言い返せない、やり返せなくて悔しいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

けれど、外に出したものが戻ってくるのであれば、あなたがその人たちの不幸を願ったり、恨んだりしない限り、相手があなたを傷つけようとしたり、貶めようとしたことは、

「その人たちに全部戻っていきます」

それを知っていたら、ずっと恨む必要もないですし、自分でやり返す必要もないですし、そのことでずっとイライラしている必要もなくなります。

自分に返ってきてもいいものを出すようにする

どこまでも自分を貫いて良いと思います。自分を大切にしていいし、自分ファーストでいい。
そうして、我慢しなくなると他の人にも我慢を強いらなくなっていきます。

自分を愛して大切にしていると、もっと他の人にも優しくできるようになります。

それと同時に、できる限り「自分に返ってきてもいいものだけ出すようにする」ことがポイントです。

とはいえ、そんなに考えてうまくいくものでもないと思うので、これまで我慢していた方は自分を優先に自分ルールで生きてみるのがいいと思います。

自分を愛して、自分を慈しむ人で生きるのなら、その愛が周りにも良い影響を及ぼすはずです。

そして、例えば戻ってきたら嫌だけどやってしまった……と言う時は、それはそれでしっかりと受け止めて、自分をゆるしていくといいと思います。

それでも結局は自分にとって本当にベストなことしか起こらないので、戻ってくることを恐れて自分らしく生きられなくなることはもったいないと思います。

この世界はあなたのものなので、あなたのルールで生きて良いのです。

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LIMITLESS主宰
無限である本当のあなたを思い出して、 最高の人生を現実化するサポートをしています。
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