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自分を愛する方法

爽風

「自分を愛すれば人生はうまくいき、他の人たちからも愛される」といろいろな場所できくようになりましたね。

けれど、いざ「自分を愛する」となると具体的にはどうしたらいいのだろう?と迷う方も多いはず。

また、自分を愛するために好きなことをしてもお金の面や人間関係などは良くならない、という方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、自分を愛する方法やうまくいくコツなどをお伝えしていきます。

自分を愛せないことで起こっていること

最近はファッション誌や経済を扱っているような有名雑誌などでも「自分を愛する」ことの大切さなどが取り上げられ始めましたが、自分を愛することができていないことの弊害は計り知れません。

そして、ぱっと見はわからなくても、世の中のかなり多くの人たちが本当の意味で自分を愛することができず苦しんでいるようです。

自分を愛することができないと、人生は苦しみの連続になります。なぜなら、お金や人間関係、健康や成功、キャリアなどの面で問題を抱えることになるからです。

また、人生のほとんどの問題は人間関係に起因すると言われていますが、もし自分を愛していないとすれば、他の人との人間関係はうまくいかず、それが原因となって仕事がうまくいかなくなったり、金銭的に困窮したりします。

もしも、明らかに自分を好きになれないという実感があるのであれば、自分の人生をなんとかするために行なっている資産形成や目標実現などを一旦脇において、自分を愛せるようになってから取り組んだ方が良いでしょう。

なぜ自分を愛することが重要なのか

私たちが人生の中で経験することと、自分が自分をどのように扱っているかということの間には大きな関連性があります。

つまり、あなたが自分を愛していれば、出会う人たちもあなたを愛し、あなたが自分を粗末に扱っていれば、出会う人たちもあなたを粗末に扱う、ということです。

例えば、駅前などで放置自転車を見かけることがあると思いますが、たまにその自転車のカゴがゴミだらけの時がありますよね。一つでもゴミが入っていると、次に通りかかった人もこの中にゴミ入れてもいいかな…とゴミを入れてしまうんですね。そして、次に通りかかる人もいっぱいゴミが入っているし、ゴミ箱みたいだからゴミ捨てちゃっていいや!とどんどんゴミが溜まっていくのです。

同じように、自分を大切にしていない人は無意識のうちに周りの人にも「この人のことは尊重しなくても大丈夫だろう」という感覚を与えてしまうのです。

また、自分を愛せずに自分を嫌っていたり、罪悪感を感じることが多かったりすると、無意識のうちに人からやってくる愛や善意、お金などを受け取れずに遠ざけてしまったりします。

「自分に対して自分がどう感じているか=他の人が自分をどう感じているか(どう自分が解釈するか)という図式が成り立つため、まずは自分を愛することがとても大切なのです。

自分を愛するぶんだけしか人を愛せない

これも不思議に感じる方も多いかもしれませんが、私たちは自分を愛する度合いと同じだけしか、他の人を愛することができません。

自分を愛することが難しい人はよく、他の人に自己犠牲的に尽くしてしまうことがあります。

そう聞くと、自己犠牲とは自分を愛するよりも他人のことを多く愛しているように聞こえるかもしれませんが、自己犠牲は犠牲、つまり怖れから生まれるものであって愛ではありません。

自分には愛される価値がないという前提があり、普通にしても愛してもらえないから相手に多くを与えなければならない、という怖れの思いから生まれているものなので、相手に利用されてしまったり、与えても同じだけ愛を与えてもらえないということが起こるのです。

自分を愛するだけしか人を愛せないというのは、つまるところ自分を愛しているその愛のエネルギーが他の人にエネルギーとして伝わっているからです。

自分を50%愛していたら、その50%のエネルギーが周りにも伝わっているということです。もしもあなたが自分を100%愛していたら、周りの人はそれだけであなたにとても愛されていると感じるということです。

本当の愛とはそのように広がっていくものなので、自分を愛することなしに他の人を愛することはできないのです。

あなたが自分を100%愛している時、それだけで周りの人はあなたから愛されていると感じるので、その人たちもあなたに同じように愛を返します。自分を愛しているあなたといて心地いいので、周りの人たちはあなたと一緒に時間を過ごしたがるでしょう。

自分を愛する方法(初めての方向け)

自分を愛する方法として、これまで「好きなことをする」「好きなものを食べる」「好きなものを買う」など、自分に何かを与える方法を聞いたことがある方も多いと思います。

今まで、自分にたくさん我慢をさせてきた方は、自分が好きなことをする時間を作ったり、お子さん中心の人生を送ってきた方は、週に2時間ほどは一人きりで出かける時間を作ったりするだけで、心に再び火が灯る気がするかもしれません。

自分の好きなことにお金を使ったり、時間を使うことに罪悪感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな時は「自分を愛し自分が愛に満ちることは周りを愛すること」ということを思い出して、充実した時間を満喫してみてください。

また、鏡に映った自分の目を見つめながら「私は自分を愛しています」と何度も肯定的な自己宣言をする方法などもオーソドックスな方法として知られています。

自分を愛する方法(経験のある方向け)

自分を愛する方法は色々試してきたけれど長続きしなかった方や、違う方法も試してみたいという方もいらっしゃると思います。

まず、私たちそのものが「愛」であると聞いたことはあるでしょうか。
そうであるとすれば、なぜ私たちのほとんどは愛であるそのままでいられないのでしょうか。

それは私たちの思考や感情などが妨げているからです。

ひっきりなしに頭の中で鳴り響く声は、自分自身や他の人たちが愛以外のものである証拠を語りかけてきます。自分は不十分だとか、自分はダメだとか、あの人のせいでうまくいかないだとか、あの人のせいでだとか……

その声を本当だと思って聞いてしまうと、たちまち自分自身や他の人たちが愛そのものであることを忘れてしまいます。

実のところ、その頭の声が静まっている時、私たちのずっと深いところにある至福の感覚が蘇ってきて愛に浸されます。自らの愛に浸されるのです。それもまた、自分を愛しているという状態なのです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、引き寄せの法則のエイブラハムが「気分が良いと引き寄せることができる」といいますが、その「いい気分」の本当の意味はこのような自らの純粋意識に触れている時のことを言うのだと、私は考えています。

外側の何か欲しいもの、手に入れたいものが手に入ったことについてイメージするときの気分の良さと、思考が静まった時の静寂と至福の感覚であれば、後者の方がより波動が高いのです。

この方向で自分を愛していくことは、最終的にワンネスの意識へと戻っていく助けになります。

頭の声を鎮めるために、今、目の前で行なっていることに集中することや瞑想などを取り入れることもおすすめです。

自分を愛する方法まとめ

「自分を愛しなさいそうすれば人生はうまくいく」と至る所で語られていますが、その理由は自分が自分をどれだけ愛しているかと、他者からどれだけ愛されるかと言うことが同じであるからです。

また、自分を愛している度合いと、宇宙からやってくる豊かさを受け取れる度合いも同じだからです。

自分を愛することと他者を許すこともまた同じなのですが、こちらはまたの機会に触れてみたいと思います。

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